日曜は東京、京都ともに芝ダート揃って良となりそうだ。まずは東京から。芝は高速決着。先週は外差し優勢だったが、B→Cコース替わりで内外はフラットに近づく。前半戦のトラックバイアスを見て、対応を考えたい。ダートは標準的なコンディションで、脚質の有利不利もない。

　続いて京都。芝はB→Cコース替わり。土曜の競馬を見る限り、先週に比べれば内が使えているとはいえ、それも内回りに限った話。外回りは外伸びが顕著で、末脚のしっかりした人気馬が順当に走る傾向にある。ダートは基本的に前有利だが、土曜の上級クラスでは差しも届いていた。

【注目馬】
東京11R・ウェイワードアクト…逃げ差し自在で安定感があり、ここまで複勝率100％。とりわけ広い東京は合うイメージだ。ベストは1600mだが、このメンバーなら1400mでも負けられない。

京都11R・ラヴァンダ…前走のアイルランドTは展開不向きの中、一枚上の決め手を繰り出しての差し切りだった。今の京都の外伸び馬場は大歓迎なので、あの脚を再現できればチャンスがある。