【秋華賞】強い馬が結果を残し、展開の紛れは少ない/コース解説

2019年10月13日 06:03

京都芝2000m

 13日に京都競馬場で行われる秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)の舞台となる京都芝2000m。このコースについて解説していく。

 京都競馬場は内回りと外回りがあるが、芝2000mは内回りコースで行われる。

 スタンド前直線半ばからのスタート。初角となる1コーナーまで309mほど。さらに600mほど平坦コースを走って、向正面で3mほどの丘を上って下る。4コーナー手前で下り切るとゴールまではほぼ平坦。ゴール前直線は328m。

 ブゼンキャンドルやティコティコタックの差し切り勝ちなど、内回りならではの波乱劇がイメージされやすいレースだが、過去5年の勝ち馬はショウナンパンドラ、ミッキークイーン、ヴィブロス、ディアドラ、アーモンドアイ。いずれの馬も、その後に混合GIで馬券に絡んだり、海外G1を制しており、強い馬がしっかり結果を残すレースとなっている。内回り=前残りという単純な構図ではなく、直近5年で4コーナー4番手以内で連対を果たしたのは昨年ミッキーチャームのみ。展開の紛れは少ない。

 4回京都は全てAコースで行われ、秋華賞は4日目の開催。夏場に十分に野芝が生育した状態で開催されるため、良好な馬場コンディションで行われる。実際、開幕週は比較的、速い時計がマークされていた。ただし、今週は台風の影響を受けそう。いくら良好なコンディションとはいえ、2017年秋のように降雨が続けば馬場悪化は免れない。まずは台風による降雨がどの程度になったのか、しっかりチェックしておきたい。

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