マンU元監督ファーガソン氏の所有馬がグランドナショナルへ

2019年11月11日 11:30

 9日にイギリスのウィンカントン競馬場で行われたLRバッジャービールス・シルヴァートロフィー・ハンデイキャップチェイス(芝25F30y=約5,057m)を、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド元監督のサー・アレックス・ファーガソン氏が共同所有者に名を連ねるギヴミーアコッパー(セン9、父プレゼンティング)が優勝。同馬を管理するポール・ニコルス調教師はレース後、今後は4月4日にエイントリー競馬場で行われるG3グランドナショナル(芝34F74y=約6,907m)を目標にローテーションを組みたいとコメントした。

 監督を務めていた時代から競馬好きで知られていたのがファーガソン氏で、01年から02年にかけてイギリスとアイルランドのG1二千ギニー(芝8F)を含めてG1・7連勝を果たしたロックオヴジブラルタルも、ファーガソン氏の所有馬だった。

 16年4月に開催されたゴフスUKエイントリー現役馬セールにて、27万ポンド(当時のレートで約4291万円)で購買したのがギヴミーアコッパーで、昨シーズンの最終戦となったG3サンダウンゴールドCチェイス(芝28F166y=約5,784m)で4着に入り、初めての重賞入着を果たしていた。

 今季初出走となった9日のレースで特別初勝利をあげた同馬を、大手ブックメーカーのウィリアムヒル社はグランドナショナルへ向けた前売りで、オッズ34倍の7番人気に浮上させている。

(文:合田直弘)

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