距離短縮もプラスになりそうなダノンプレミアム(取材:高橋正和、編集:netkeiba)
古くは「オグリキャップ×バンブーメモリー」「ダイタクヘリオス×
ダイイチルビー」といった名勝負の舞台となり、タイキシャトルやダイワメジャー、
モーリスなどの名競走馬たちが優勝馬に名を連ねている
チャンピオンシップ競走だ。
マイル戦なら◎
ダノンプレミアム。天皇賞・秋は
アエロリットが11秒台のラップを刻んだが、それでも行きたがる素振りを見せていたように、本質的には
スピードで勝負したいタイプの馬だ。逃げ馬不在の今回は、この馬がペースの鍵を握りそうだ。無理に抑え込まなければ、2ハロンの距離短縮はプラスでしかないはず。
2番手に評価したいのは○
アルアイン。昨年の本レースでは先行して、早めに
アエロリットを交わして先頭に立ったところをインコースから強襲されたが、高い能力を再認識させられた1戦だった。母は米国のチャンピオンス
プリンターで
スピード能力は高いはず。デビュー戦で手綱を取ったR.ムーア騎手の手綱さばきにも注目だ。
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インディチャンプは今年に入ってからゲートが良くなってレースぶりに幅が出てきた印象だ。春のマイラーズCでは馬が戸惑うように折り合いをかいていたが、前走の毎日王冠ではだいぶ我慢ができるようになった。
アエロリットに差し返された内容は不満だが、58キロを背負って早め先頭だっただけにやむを得ない面もある。
ほか、マイル戦は2戦2勝で毎日王冠を勝った△
ダノンキングリーも当然圏内だが、マイラーズC2着で安田記念4着△
グァンチャーレ、富士S2着△
レイエンダ、瞬発力勝負になれば△
ダイアトニックにもチャンスが出てくるかもしれない。