出世レースVへ、順調に調整されるエヴァーガーデン=撮影・園田高夫
「葉牡丹賞」(30日、中山)
高橋祥厩舎が2頭出しで来春への夢を膨らませる。
エヴァーガーデンはオープンの
コスモス賞(札幌)で鼻差2着に好走し、前走のきんもくせい特別(福島)でも連対を果たした。師は「前走はゴール前でも離されずについて行けたし、悪い内容ではなかったと思います」と評価する。同3着だった一方の
コスモギンガにも「一戦ごとに競馬が良くなっているし、成長を感じますね」と目を細める。
16年覇者
レイデオロは翌年ダービー馬となり、15年
メートルダール、17年
ジェネラーレウーノも重賞ウイナーとなったように、近年は出世レースのひとつとなっている。「2頭ともコース変わりは歓迎だし、期待しています」と力強い。視線の先に、しっかりとクラシックロードを見据えている。