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【全日本2歳優駿レース後コメント】ヴァケーション吉原寛人騎手ら

2019年12月18日 21:33

地元川崎のヴァケーションがJpnI制覇!(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和

 川崎競馬場(晴・やや重)で行われた2歳馬によるダートグレード競走、第70回全日本2歳優駿(JpnI・1600m)は、徐々にポジションを押し上げ、直線は間を割って伸びた地元川崎の5番人気ヴァケーション(吉原寛人騎手)が、逃げ粘る4番人気のJRAアイオライトを差し切って優勝、勝ち時計は1分41秒9。アタマ差2着にアイオライト、さらに半馬身差の3着には、浦和の9番人気ティーズダンクが入り、波乱の結果となった。1番人気のJRAメイショウテンスイが4着、2番人気のJRAテイエムサウスダンは5着に終わっている。

勝ったヴァケーションは父エスポワールシチー母テンノベニバラ(その父サッカーボーイ)の牡2歳栗毛馬、川崎・高月賢一厩舎の管理馬。通算成績5戦4勝、前走船橋の平和賞に続いて重賞連勝、JpnI制覇を飾った。

〜レース後のコメント〜

1着 ヴァケーション(吉原寛人騎手)
「勝つことができてすごく嬉しいです。パドックで跨った時から感触が良く、あとはテンションだけ落ち着いてくれればと思っていました。先出しにはなりましたが、堂々と返し馬ができました。揉まれる経験はあまりなかったのでこのメンバーでどれだけやれるかと思っていましたが、落ち着いて走ってくれました。

 ペースが速くなり脚をうまくためられたので展開も向きましたね。ただ前の馬とは差があったので、必死に追っていてゴールの瞬間は勝ったかどうか分かりませんでした。武藤騎手にはおめでとうございますと言われましたが、数字が出て初めて勝ったんだと分かりました。この馬は、物怖じしないところが良いですね。堂々としているので安心して乗っていられます。距離は1800m〜2000mでも大丈夫でしょう。これから活躍すると思いますので、ヴァケーションの応援をよろしくお願いします」

2着 アイオライト(武藤雅騎手)
スピードがあるのでテンに速く行けました。ペースを落とさず淡々と運べて、後続をうまく離せましたが、最後は勝ち馬にうまく乗られてしまいました」

3着 ティーズダンク(石川倭騎手)
「道中スムーズで、自信を持って乗ることができました。この差で負けたことは悔しいですが、中央馬相手にこれだけやれたことは良かったです。手前をスムーズに替えていて、左回りは問題ありませんでした。揉まれ弱いところがあるので、そこは課題ですね。ペースが上がって前が止まる展開になったことは、この馬にとってプラスでした」

4着 メイショウテンスイ(武豊騎手)
「形としては良かったのですが、行きっぷりがよくありませんでした。連戦していたので目に見えない疲れがあったのかもしれません。距離は大丈夫でした」

5着 テイエムサウスダン(M.デムーロ騎手)
「最初のコーナーはうまく回ってくれましたが、それからずっと同じ手前で走っていて、直線ではバテてしまいました。1200m〜1400mならそれでも押し切れるのかもしれませんが、1600mでは厳しかったです。真面目でとても良い馬で頑張ってくれましたが、残念でした」

(取材:小屋敷彰吾)

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