マチカネキンノホシ産駒、初重賞制覇

2006年10月25日 15:45

 25日、船橋競馬場で行われた平和賞(2歳、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1200万円)は、好スタートから先手をとった張田京騎手騎乗の3番人気キンノライチョウ(牡2、船橋・岡林光浩厩舎)が、後方から一旦は先頭に立った1番人気フリオーソを内から差し返すと、ハナ差抑え優勝した。さらに2馬身差の3着に4番人気レイズミーアップ。勝ちタイムは1分40秒4(不良)。

 勝ったキンノライチョウは父マチカネキンノホシ、母シマノミモザ(その父チーフベアハート)という血統。祖母シマノヤマヒメは94年中京記念(GIII)の勝ち馬。6月19日のデビュー戦(船橋・ダート1000m)は2着に敗れたが、2戦目(船橋・ダート1200m)を2着に8馬身、続くシーサイドスター特別(船橋・ダート1500m)で2着に4馬身差をつけ快勝。その後、若武者賞(川崎・ダート1500m)2着を経てここに臨んでいた。通算成績5戦3勝(重賞1勝)。なお、この勝利で12月13日(水)に川崎で行われる全日本2歳優駿(交流GI・ダート1600m)の優先出走権を獲得した。

 父マチカネキンノホシ(その父Seattle Slew)は現2歳が初年度産駒の新種牡馬。現役時代は00年AJCC(GII)、00年アルゼンチン共和国杯(GII)など通算25戦4勝(重賞2勝)の成績を残している。同馬が産駒初勝利であり、24日現在、中央、地方通じて唯一の勝ち馬となっており、重賞も初勝利となった。

 管理する岡林光浩調教師は01年ヒミツヘイキ、05年グッドストーンに続く2年連続の同レース3勝目。なお、勝ちタイムの1分40秒4は04年シーチャリオットと同タイム(当時も不良馬場)で、レースレコードタイという優秀なものだった。

オッズパーク

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。