土曜日には阪神C(G2)が行われます。7歳牝馬レッツゴードンキのラストランとしても話題を集めていますが、有馬記念前日に行われる重賞を的中させ、財布を潤して有馬記念デーを迎えたいという競馬ファンは多いのではないでしょうか。

　そこで今日は特別に、過去のデータから100%来ない条件を抽出して好走馬を導き出す「ケシウマ」の阪神C消去法を公開！

【条件1】前走の勝ちタイムが0.6以上の差で負けた関西馬(0-2-3-51)　

該当馬：イベリス、グァンチャーレ、グランドボヌール、スマートオーディン、ノーワン、フィアーノロマーノ、メイショウケイメイ、レッツゴードンキ、ロジクライ

　過去10年で関東所属馬が8回優勝しており、マイルCSに出走した関東馬が巻き返すケースが多い。

【条件2】ダイワメジャー産駒(0-1-2-13)

該当馬：ショウナンライズ、メイショウショウブ

　ダイワメジャー産駒は過去10年の阪神1400ｍ戦で最も勝ち星を挙げているにも関わらずこの数字で、かなり意外な結果。追い込み決着が多い阪神カップのレース質に合っていないのが原因か。

【条件3】前走阪神コース(0-0-1-10)

該当馬：ストーミーシー、レインボーフラッグ

　内訳を見ると1400m組が5頭、1600m組が3頭、1800m組が3頭とバラバラ。ポートアイランドS組以外は全て12月阪神からの中2~3週なので、そのあたりに原因がありそうだ。

【条件4】前走6~9人気（0-3-3-38）

該当馬：シュウジ、ワンアフター

　阪神カップはリピーターレースなので、求められるのは「ピンかパーか」という馬。過去10年でもゴールスキー1人気5着、13年コパノリチャード2人気10着などが該当する。

【条件5】牝馬（4歳以下）(0-0-0-10)　

該当馬：イベリス、グランアレグリア、ノーワン、メイショウケイメイ、メイショウショウブ

　年齢制限がなかったとしても、牝馬が複圏内に入っているのは24頭中去年のダイアナヘイローのみ。ハイペースの急坂戦で牡馬らしいパワーが求められるレースになり、牝馬の切れ味が削がれてしまう。

残った馬：シヴァージ、マイスタイル

【注目の穴馬】シヴァージ

　初芝だが、2代父のジャイアンツコーズウェイ産駒はスズカコーズウェイ、アンコイルドやアスターペガサスなど、芝での活躍馬も多い。初芝ではないが、去年2着のミスターメロディも父ストームキャット系のアメリカ血統で血統面では不安がなさそう。

　いかがだったでしょうか。ぜひ阪神C予想にお役立てください。

　ケシウマは有馬記念のパーフェクト消去法を現在公開中です。人気を集めるアーモンドアイやリスグラシューは消去法に該当するのか!? 以下のリンクよりご覧ください。