金子光希騎手騎乗のシングンマイケルが3連勝で戴冠(撮影:下野雄規)
21日、中山競馬場で行われた第142回中山大障害(3歳上・JGI・障害4100m・1着賞金6600万円)は、好位でレースを進め最終障害を越えたところで先頭に立った金子光希騎手騎乗の2番人気シングンマイケル(セ5、美浦・高市圭二厩舎)が、そのままゴールまで押し切り、2着の6番人気ブライトクォーツ(牡5、栗東・荒川義之厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分38秒9(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に4番人気メイショウダッサイ(牡6、栗東・飯田祐史厩舎)が入った。なお、1番人気シンキングダンサー(牡6、美浦・武市康男厩舎)はメイショウダッサイからハナ差の4着、3番人気ディライトフル(セ8、栗東・大久保龍志厩舎)は10着に終わった。
勝ったシングンマイケルは、父シングンオペラ、母ジェヴォーナ、その父トウカイテイオーという血統。初の大障害挑戦を見事勝利で飾り、東京ジャンプS、東京ハイジャンプに続く重賞3連勝でJGI初制覇を飾った。なお、鞍上の金子光希騎手もこれがJGI初制覇。管理する高市圭二調教師にとってもこれが中央GI初勝利となった。