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【日経新春杯予想】 勝負の分かれ目は、現在の京都の馬場への対応力! 展開面から見えてきた出走各馬の勝負気配は?/JRAレース展望

2020年01月18日 19:33

3歳時の京都新聞杯以来の重賞2勝目を狙うレッドジェニアル。京都コースには適性はありそうだが、マイナス材料も多く、それがどう出るか

 まず展開を見てみると、先週の開催を見てもわかる通り、今の京都の芝はかなり時計が掛かっている印象で、ペースが速くなれば後方勢も届いています。今回はエーティーラッセンサイモンラムセスロードヴァンドールあたりが逃げ候補となりますが、藤懸騎手騎乗のエーティーラッセンが51キロの斤量を生かし、ハナを主張しそうです。

 ただ、サイモンラムセスも無理に溜めていくようなタイプではないので、ペース自体はそれなりに流れそう。したがって、先行馬よりも脚を溜めて直線で差してくる馬を狙うのがベストと思われます。馬場自体は内も良いので、枠順が結果に与える影響は非常に大きいでしょう。

 では、有力各馬を分析していきましょう。まずはレッドジェニアル。前走の菊花賞は距離が不明瞭の厳しい条件のなかで大健闘の6着で、京都の外回りコースでの安定感は一定評価できる部分があります。ただし、今回は斤量56キロという厳しい条件に加えて武豊騎手がテン乗りでの騎乗で、さまざまな面でマイナスに働くことも。そう考えると、やはり人気通りの評価はしづらいところです。ここは相手評価まで落とすのがベターで、枠も外目だとさらに苦しい競馬となりそう。

 アフリカンゴールドの前走アルゼンチン共和国杯は、東京の競馬らしい完全な上がり勝負の一戦。そのなかで3着に好走したことは、素直に評価できる走りでした。ただし、今回は斤量55キロに加えて、今の京都の馬場はプラスとはいえなさそうで、自在性のある競馬は魅力的も扱いは非常に難しいところです。内なら買い、外なら(評価を)下げるを徹底したいところで、やや過剰人気タイプだけに最後の最後まで評価を下すのが悩ましい1頭です。

 続いては、タイセイトレイル。前走のジャパンCは、完全に度外視可能の一戦。2走前のアルゼンチン共和国杯の内容を見ても、重賞路線で十分に通用する逸材であることは間違いありません。ただし今の京都の馬場との相性は微妙で、こちらも斤量55キロと背負っているだけに買いたい要素が今のところは見つかりません。枠によっては無印評価も検討したい1頭で、次走以降の条件が整ったときに狙いたいところです。

 前走の2勝クラスのレースは、条件が向かないなかでの4着だったメロディーレーン。勝ちに行く競馬で0.1秒差の競馬だったことを考えると、決して悪くないレースでした。今回は前走と変わってもう一段階仕掛けを遅らせそうで、49キロの斤量も有利です。前が流れる展開になれば、今の京都の馬場なら菊花賞同様に通用可能です。とにかく、岩田望騎手の乗り方次第で結果が大きく変わりそうで、内枠を引いた場合には本命候補として取り上げたい1頭です。

 サトノガーネットの前走の中日新聞杯は馬場に恵まれる部分もありましたが、外から強烈な差し脚を披露する素晴らしいレースでした。しかし、今回は距離延長に加えて今の京都の馬場はマイナスに働きそうで、牝馬で斤量55キロも相当険しい条件といえます。ここは勢いを評価しつつも、やや印自体を落としたいところで、相手候補の1頭までが妥当でしょう。

 前走の自己条件は、完全に持ち味が生きない競馬だったモズベッロ。2走前に好走した条件なら、巻き返しの可能性は非常に高い。さらに斤量52キロの条件もベストで、無理に前に行かない池添騎手ならば、この馬の持ち味をフルに発揮しそうである。人気も手頃なここは穴馬の1頭として狙いたいところで、ハマれば頭まであるので要注意といえるでしょう。

 上記6頭を取り上げましたが、基本的にはモズベッロメロディーレーンなど斤量が軽い馬、ペースが速くなるぶん、後ろから脚を使えるタイプの馬を買いたいところです。さらに、ここで取り上げなかったレッドレオンなど、ほかにも死角となっている馬がいるので、そのあたりは上手く絡めたいと考えています。

 一方で、人気のタイセイトレイルなど重賞で好走してきた馬については斤量と今の京都の馬場適性を含めて微妙な馬が多く、そのあたりの盲点を突いて高配当を狙いたいところです。日経新春杯の予想はとにかく穴予想で、3連単30万馬券を狙って勝負する予定なので、ぜひ金曜日にアップする最終的なジャッジを期待してください。
(文=倉本匠馬)

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