【シルクロードS】タフな冬の京都ではスピードとパワーを兼ね備えたタイプが狙い目/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年01月30日 13:50

シルクロードS 過去10年

 2月2日に京都競馬場で行われるシルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みがアドマイヤムーン。3回でマンハッタンカフェとサクラバクシンオーが続き、2回がフジキセキ、アルデバラン2、ストーミングホームとなっている。

 Speightstown産駒は初出走となるがモズスーパーフレアが上位人気と目される。同馬は19年オーシャンSをレースレコードで逃げ切っているスピードが身上。前走京阪杯では1人気で8着に敗れているように、今回も56kgのハンデが鍵となりそうだ。なお、同産駒の同コース成績は「0-0-1-5」複勝率16.7%となっている。

 マンハッタンカフェ産駒は「1-1-1-3」。11年にはジョーカプチーノ(1人気1着)とアーバニティ(14人気2着)でワンツー決着を果たしている。同産駒からはレッドアンシェルが出走を予定しているが、同馬はNathanielなどの甥にあたる血統。約7ヶ月ぶりの実践でも、底を見せていない1200mでは主役を担える存在だ。

 アドマイヤムーン産駒は「1-2-1-5」。18年にはファインニードル(4人気1着)、セイウンコウセイ(5人気2着)、フミノムーン(15人気3着)と上位を独占。同産駒からはセイウンコウセイブラックムーンが登録している。前者は4年連続での出走となるが、19年高松宮記念でも12人気の低評価を覆して2着に好走していたように、まだまだ見限れないだろう。

 ローエングリン産駒は「0-0-0-2」。同産駒からはカラクレナイが出走を予定しているが、同馬は京都芝1200mに勝利実績こそないものの「0-1-4-2-0-0」と5着以下歴もない。18年シルクロードS・4着が初めての1200m戦だったことを思えば、現在は慣れが見込めて前進も。

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