1番人気レイチェルウーズが直線に入って抜け出しデビュー無敗の5連勝(撮影:高橋正和)
19日、浦和競馬場で行われた第12回ユングフラウ賞(3歳・牝・重賞・ダ1400m・1着賞金1200万円)は、好位の内でレースを進めた本田正重騎手騎乗の1番人気レイチェルウーズ(牝3、船橋・林正人厩舎)が、直線に入って抜け出し、2着の7番人気アクアリーブル(牝3、船橋・佐藤賢二厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分28秒2(良)。
レイチェルウーズ、アクアリーブル、3着ポピュラーソング(牝3、船橋・新井清重厩舎)には、3月25日に浦和競馬場で行われる桜花賞の優先出走権が与えられた。
【本田正重騎手】
「レース前から取りたいと思っていた位置に楽につけられたので良かったです。小回りコースは初めてでしたが、スタートが速いので気にならなかったです。今日も問題なくスタートを出てくれました。
道中は早めに行こうと思って、前目につけていましたが、折り合いは問題なかったです。この馬は、展開に注文がつかないタイプです。
次は、順調なら桜花賞です。また応援よろしくお願いします」
【林正人調教師】
「今日は嬉しいというよりホッとしてます。強いですね。
距離も1400mですし、有力馬も皆前がかりの馬たちでしたから、2番手グループの中には入りたいとジョッキーとは話していたので、理想的な位置でした。この馬はどこに行ってもいつもと変わらないので、初の浦和も心配していませんでした。
次は桜花賞を狙って調整していきます。段々とプレッシャーも大きくなりますが、プレッシャーを気持ちよく受け止めてレースまで持っていくことができれば、結果は後でついてくると思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)