ロスパレドネスの全兄のジオグリフ(22年10月撮影、ユーザー提供:あんパンさん)
22年の皐月賞を制したジオグリフの全弟となるロスパレドネス(牡2、美浦・木村哲也厩舎)が、日曜福島5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。
ロスパレドネスは父ドレフォン、母アロマティコ、母の父キングカメハメハの血統。母は14年の巴賞の勝ち馬。惜しくも重賞には手が届かなかったが、12年の秋華賞と13年のエリザベス女王杯が3着、14年のクイーンSが2着だった。そして全兄のジオグリフは22年の皐月賞馬。近親にはアルバートやインティライミ、サンバレンティンやプレミアムボックスなどの活躍馬が並ぶ。
ここまで坂路とWを併用して仕上げられてきた。25日のWでの最終追いでは5F68秒3、1F11秒4を楽にマーク。水準以上の脚力を秘めていることは間違いない。鞍上に兄のデビュー勝ちのパートナーであるC.ルメール騎手を配し、負けられない一戦となる。