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【弥生賞ディープ記念予想】少頭数11頭の一戦 オーソリティに期待/JRAレース展望

2020年03月08日 06:05

オルフェーヴル産駒オーソリティに改めて期待(撮影:下野雄規)

 皐月賞と同距離、同コースで行われる重要なステップレース。ただし、土曜日に行われたチューリップ賞と大きく傾向が異なるのは、このレースをステップに皐月賞を勝ったのは過去10年で2010年のヴィクトワールピサのみ。2着馬は一昨年のサンリヴァル含め5頭いるものの、近年はしっかりと間隔をあけられて使われるケースが多く、むしろダービーとのつながりが深いような傾向も出ているレースだ。

 本命は◎オーソリティ。2戦2勝で挑んだホープフルSはスタート直後に不利を受けて思うようなポジションが取れなかった。それでも最後は差を詰めてきており、惜しい内容だった。父はオルフェーヴル。母はエピファネイアの全妹で高いポテンシャルを秘める血統だ。1戦毎に体重が増えているのは好印象で、少頭数となった今回は、改めて期待したい。

 2番手はホープフルSで同じようにスタート直後に不利を受けながらもオーソリティに先着している○ワーケア。現役活躍馬ダノングレースの半妹という血統で、前走は初の右回り実戦だったことを考え合わせれば、内容は濃い。母はイタリアの2冠牝馬で、ハーツクライ産駒なら成長力もありそうだ。

 ▲サトノフラッグはセレクトセールの高額取引馬。馬格に恵まれたディープインパクト産駒で、母はアルゼンチンの2冠牝馬。血統レベルは高い。東京競馬場芝2000mで2歳コースレコードを記録し、前走でこの距離、このコースも経験している。強い馬とは初顔合わせになる分だけやや割り引いたもののの、あっさりのシーンも十分に考えられる。このレースの結果次第ではクラシックの本命候補へと名乗りを上げるかもしれない。

 札幌2歳Sの覇者△ブラックホールはゴールドシップ産駒としては小柄だが、坂を苦にするタイプとは思えない。もう1度期待する。最後にデビュー戦の内容が良かった△オーロアドーネの名前も上げておきたい。

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