G1馬の全弟も登場する『欧州最高の2歳市場』上場馬カタログが完成

2020年03月09日 12:15

 2月20日にメイダンで行われたG2メイダンスプリント(芝1000m)を快勝し、3月28日のG1アルクオーツスプリント(芝1200m)の有力候補に躍り出たワーディ(父アプルーヴ)や、昨秋のG1ブリティッシュチャンピオンズ・スプリントS(芝6F)優勝馬ドンファントライアンファント(父ドリ―ムアヘッド)らを送り出している、「タタソールズ・クレイヴン2歳ブリーズアップセール(4月14日・15日、ニューマーケット)」の上場馬カタログが完成した。

 欧州最高の2歳市場といわれる同セールの、今年のカタログ記載馬は145頭で、前年より2頭減となっている。

 ダークエンジェル、ドバウィ、イフラージ、インヴィンシブルスピリット、キングマン、コーディアック、オアシスドリーム、シャマーダル、ショーケイシングといったトップサイヤーたちの産駒に加え、カリフォルニアクローム、ニューベイ、シャラー、ザグルカといった、今年の2歳が初年度産駒となる期待の若手種牡馬の産駒が上場を予定している。

 G1チェヴァリーパークS(芝6F)勝ち馬ロシュドクイーンの全弟にあたる上場番号49番の牡馬(父インヴィンシブルスピリット)、ロイヤルアスコットのG1プリンスオヴウェールズS(芝9F212y)など4つのG1を制したアルカジームの半弟にあたる上場番号62番の牡馬(父キングマン)、G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(芝11F211y)など2つのG1を制したポエッツワードの半弟にあたる上場番号142番の牡馬(父キングマン)らが、目玉商品となっている。

 公開調教は4月13日にニューマーケット競馬場のロウリーマイルコースを使って行われ、14日、15日のセールはいずれも、ニューマーケットにおける競馬開催終了後の午後6時開始予定となっている。

(文:合田直弘)

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