金鯱賞には5連勝で重賞を制したロードマイウェイらが出走(撮影:下野雄規)
3/15(日)は中山・阪神・中京の3場開催。天気は中山と中京が晴れ、阪神が晴れのち曇りの予報となっている。
■武豊Jのバースデー
本日は武豊騎手の51歳の誕生日。阪神で7鞍の騎乗を予定しており、メインのフィリーズレビューではミズリーナとコンビを組む。過去には、2008年ファルコンSのダノンゴーゴー、1998年中山記念のサイレンススズカ、1992年阪神大賞典のメジロマックイーンで、バースデーJRA重賞Vを経験している。
■大阪杯の前哨戦・金鯱賞
中京11Rは芝2000mの金鯱賞(GII)。1着馬には大阪杯の優先出走権が与えられる前哨戦で、有馬記念2着の皐月賞馬サートゥルナーリアはここから始動する。他にも、前走AJCC・3着のラストドラフト、5連勝でチャレンジCを制したロードマイウェイなど重賞勝ち馬が多く参戦する。
■桜花賞トライアル・フィリーズレビュー
阪神11Rは芝1400mの3歳牝馬限定戦・フィリーズレビュー(GII)。1〜3着馬には桜花賞の優先出走権が与えられる。フェアリーSの1番人気6着から巻き返しを期すアヌラーダプラ、万両賞をレコード勝ちしたカリオストロ、阪神JFで5着のヤマカツマーメイドなどが出走。
■中山11R・アネモネSにバルトリなど
中山11Rは3歳牝馬限定の芝マイル戦・アネモネS(L)。2着までに桜花賞の優先出走権が与えられる。新馬戦勝利から臨むL.ヒューイットソン騎手鞍上のバルトリ、前走の春菜賞で2勝目をあげたビッククインバイオなどが出走。
■中山10R・東風Sにジャンダルムなど
中山10Rは古馬の芝マイル戦・東風S(L)。同条件のニューイヤーSで約2年ぶりの勝利をあげたジャンダルム、洛陽Sで3着のアストラエンブレム、京都金杯で3着のボンセルヴィーソ、騎手と初コンビのカツジなどが参戦する。
■鴨宮祥行JがJRA初騎乗
兵庫の鴨宮祥行騎手が阪神7Rで地元のドバイキャンドルに騎乗。これがJRA初騎乗となる。鴨宮騎手は2012年デビューの26歳で、これまで地元のみならず、今年のゴールドジュニア(笠松)、2018年イヌワシ賞(金沢)など他場でも重賞を勝利している。
■良血ディープ産駒が武豊Jとのコンビでデビュー
阪神4R・芝1800mの3歳未勝利で、ディープインパクト産駒牝馬デゼルが武豊騎手とのコンビでデビュー。母のアヴニールセルタンは2014年の仏オークス馬で、ハープスター・ジャスタウェイ・ゴールドシップが参戦したその年の凱旋門賞にC.ルメール騎手を背に出走していた。
■地方では2重賞
帯広競馬場では18時05分にポプラ賞が行われ、3連勝中のアアモンドグンシンなどが出走。佐賀競馬場では18時10分にはがくれ大賞典が行われ、JRA重賞勝ち馬グレイトパール、兵庫のエイシンニシパ、佐賀転入後も好走を続けるオヤコダカなどが出走する。