石川裕紀人騎手騎乗の6番人気インターミッションが勝利(撮影:下野雄規)
15日、中山競馬場で行われたアネモネS(3歳・牝・リステッド・芝1600m)は、中団でレースを進めた石川裕紀人騎手騎乗の6番人気インターミッション(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)が、4コーナーから長く脚を使ってゴール前で抜け出し、大外から強襲した7番人気フィオリキアリ(牝3、栗東・清水久詞厩舎)をアタマ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分35秒5(稍重)。
さらに1馬身差の3着に2番人気フェルミスフィア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が入った。なお、3番人気ビッククインバイオ(牝3、美浦・牧光二厩舎)はフェルミスフィアとクビ差の4着、1番人気バルトリ(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は7着に終わった。
勝ったインターミッションは、父ディープインパクト、母レイカーラ、その父キングカメハメハという血統。12月の新馬戦に続く2勝目を飾った。
本レースで2着以内に入ったインターミッションとフィオリキアリは、4月12日に阪神競馬場で行われる桜花賞への優先出走権を獲得した。