17年連続JRA重賞制覇の角居勝彦調教師(撮影日は昨年1月20日)
15日、中京競馬場で行われた第56回金鯱賞(4歳上・GII・芝2000m)は、好位の後ろでレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気サートゥルナーリア(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の8番人気サトノソルタス(牡5、美浦・堀宣行厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒6(良)。
【豆知識】
※データは1986年以降が対象。
◆サートゥルナーリアの単勝1.3倍は2000年のラスカルスズカ(3着)と並び、金鯱賞の最低オッズ(最高人気)タイ。支持率は約61.2%で、ラスカルスズカの約60.1%を上回った。
◆レースの上がりタイム33秒8はタップダンスシチーが勝った2005年と並び、金鯱賞史上最速タイ。一方勝ちタイム2分1秒6は、良馬場ではゼネラリストが勝った1997年(2分2秒3)以来、23年ぶりに2分1秒以上の時計を要した。
◆角居勝彦調教師は開業4年目の2004年から、17年連続JRA重賞制覇。通算82勝目。
◆馬主のキャロットファームは金鯱賞初制覇。昨年のリスグラシュー(2着)に続き2年連続連対。