11日、東京競馬場で行われた6R・2歳500万下(ダート1300m)は、横山典弘騎手騎乗の3番人気ビクトリーテツニー(牡2、栗東・森秀行厩舎)が後方追走から内から鋭く追い込み、逃げ粘る4番人気ワンダフルドーラをゴール手前で1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムの1分18秒6(稍重)はダート1300mの2歳レコード。さらにクビ差の3着には5番人気ホットマニューバーが入った。1番人気に支持されたスズノネイビーは6着、2番人気に支持されたサーキットレディは9着に敗れた。
勝ったビクトリーテツニーは父Gone West、母Radu Cool(その父Carnivalay)という血統の米国産馬。05年のキーンランド・セプテンバーセールにおいて同馬を管理する森調教師が35万5000ドルで落札している。前走の2歳未勝利(京都・ダート1400m)で初勝利を挙げていた。通算成績4戦2勝。