未勝利勝ち後に挑んだデイジー賞で、1番人気で3着だったフラワリングナイト。今回の『ケシウマ』では消去対象となったが、果たして?(撮影:下野雄規)
桜花賞への最終便として開催されるフラワーC(GIII)ですが、今年は祝日の金曜日に開催されます。追い切り日が前倒しになる馬もいるだけに、変則日程で思わぬ波乱もありそうな予感。過去10年で1勝クラスの馬が4勝と、重賞とはいえ3歳1勝クラスの馬が好走する可能性も十分です。
実際、出走14頭中10頭が1勝クラスと、この馬たちの取捨に悩むところ。そんなときには、過去のデータから敗戦した条件を抽出して好走馬を導き出す『ケシウマ』の消去法に注目です。フラワーCの消去法5つの条件のうち、1つを紹介します。
【条件1】
前走着差0.2秒以内で負け(ただし、前走重賞連対した馬を除く)[0-0-0-13] 複勝率0%
該当馬:
ナリノクリスティー、
フラワリングナイト過去の例を見てみると、1勝クラスからの格上挑戦が多い。僅差での敗北から重賞でもやれるだろうとの判断なのだろうが、年明け〜春先の1勝クラスは少頭数でレベルが低いケースも多々あり、メンバーの量も質も増加する重賞においては、前走自体が重賞レベルでないと好走することは難しい。今年の該当馬は全員1勝クラスからの参戦。
(過去の主な該当馬:13年
カラフルブラッサム1人気7着、14年
クリスマス2人気7着、12年
マイネボヌール3人気10着)
1勝クラスのデイジー賞で2、3着にそれぞれ好走した2頭が該当。条件戦突破の実力を前走で示した2頭は穴で一考ともいえますが、過去の人気馬も敗戦している条件だけにここでの好走は難しいのかもしれません。
そのほかの4つの条件で残った馬はどの馬なのか。『ケシウマ』では、フラワーCの
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