移籍初戦を制したアキトクレッセントと矢部美穂さん(撮影:谷口浩)
19日に笠松競馬場で行われた春陽特別(ダ1600m・7頭・1着賞金60万円)は、スタート一息も道中でポジションを押し上げた加藤聡一騎手騎乗の1番人気
アキトクレッセント(牡8、愛知・坂口義幸厩舎)が直線で抜け出し、最後は4番人気
ボルドープラージュ(牝4、笠松・笹野博司厩舎)に2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分40秒0(良)。
勝った
アキトクレッセントは父ウォーエンブレム、母ティックルピンク、その父フレンチデピュティという血統。JRA時代は2017年のギャラクシーS(OP・ダ1400m)を勝利している。2月20日に開催されたサラブレッド
オークションで
タレントの矢部美穂さんによって721万円で落札された。今回、地方競馬移籍初戦を勝利で飾った。
所有する矢部美穂さんは「スタートで躓いて落馬しそうになって、道中も少し折り合いを欠いていて心配しましたが、直線に向いた時は勝てる感じだったので安心しました!次走の本番(東海桜花賞)に向かって課題も見つかりましたので、逆に良かったと思います!本番では皆さんに応援して頂ければありがたいです」と語った。