【スプリングS】ディープインパクトやキングカメハメハは過信禁物?/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年03月21日 15:45

スプリングS 過去10年

 22日に中山競馬場で行われるスプリングS(3歳・牡牝・GII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みがディープインパクト。3回でキングカメハメハが続き、2回がフジキセキ、ロードカナロア、ステイゴールド、マツリダゴッホ、ダイワメジャーとなっている。

 ディープインパクト産駒は「1-2-1-10」。16年にマウントロブソンが単勝1倍台の人気馬を抑えて4人気で勝利しているものの、19年ロジャーバローズ(2人気7着)、17年サトノアレス(1人気4着)、14年ベルキャニオン(2人気6着)など、どちらかといえば上位人気馬の凡走が目立ち、1〜3人気は「0-2-1-3」と過信しづらい。今年はファルコニアが出走予定。

 初出走のドリームジャーニー産駒はヴェルトライゼンデが上位人気と目される。17年にはステイゴールド産駒のウインブライトが制しており、父の全弟にあたるオルフェーヴル産駒も19年タガノディアマンテ(9人気4着)、18年エポカドーロ(3人気2着)、と出走した2頭はいずれも人気を上回る走りを見せた。(同産駒のコース成績は「1-1-4-16」勝率4.5%・複勝率27.3%)

 キングカメハメハ産駒は「0-0-3-5」。意外にも連対例がなく、10年ローズキングダム(1人気3着)、09年フィフスペトル(2人気3着)など、上位人気馬でも3着が定位置になっているのは気になるところ。今年はアオイクレアトールサクセッションの2頭が出走予定。

 エイシンフラッシュ産駒は「0-0-0-1」。同産駒からはガミラスジャクソンココロノトウダイラグビーボーイの3頭が出走予定。先週、同コースで行われた中山牝馬Sを制したフェアリーポリカの半弟ココロノトウダイは侮れない一頭となりそうだ。

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