田辺裕信騎手騎乗のクロノメーターが差し切り2連勝(撮影:下野雄規)
21日、中山競馬場で行われた黄梅賞(3歳・1勝クラス・芝1600m)は、後方から徐々に追い上げた田辺裕信騎手騎乗の1番人気クロノメーター(牡3、美浦・尾形和幸厩舎)が、直線で外から脚を伸ばし、逃げ粘る4番人気カフェサンドリヨン(牝3、美浦・古賀慎明厩舎)をゴール寸前で差し切って、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。
さらにクビ差の3着に5番人気レッドアダン(牡3、美浦・尾関知人厩舎)が入った。なお、3番人気フォースオブウィル(牡3、美浦・粕谷昌央厩舎)はレッドアダンと1.3/4馬身差の4着、2番人気グレイトホーン(牡3、美浦・根本康広厩舎)は7着に終わった。
勝ったクロノメーターは、父ゴールドシップ、母タイムウィルテル、その父ブライアンズタイムという血統。先月の未勝利に続く2連勝を飾った。
なおこの勝利で、鞍上の田辺裕信騎手はJRA通算900勝を達成した。