12日、高知競馬場で行われた珊瑚冠賞(3歳上、ダート1900m、1着賞金50万円)は、赤岡修次騎乗の3番人気マイネルリチャード(牡4、高知・田中守厩舎)が好位追走から直線に向くと、1番人気シルキーゲイルとの叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは2分09秒4(良)。さらに3馬身差の3着には2番人気ニッタレヴューが入った。
勝ったマイネルリチャードは父ヘネシー、母イクティサール(その父Slew o' Gold)という血統。04年7月に栗東・五十嵐忠男厩舎からデビューし、7戦未勝利で今年1月に高知競馬に移籍した。移籍後は、初戦から5連勝を飾るも重賞では勝ち切れないレースが続いており、今回が3度目の挑戦での重賞初制覇となった。通算成績24戦8勝(うち地方17戦8勝、重賞1勝)。