【日経賞】ディープインパクトは初出走の孫世代で躍進なるか/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年03月26日 11:00

日経賞 中山過去10年

 28日に中山競馬場で行われる日経賞(4歳上・GII・芝2500m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがハーツクライ。次点で3回のキングカメハメハが続き、2回がマンハッタンカフェ、ステイゴールド、チーフベアハート、アドマイヤドン、マーベラスサンデー、ディープインパクトとなっている。

 ハーツクライ産駒は「1-4-0-6」。ウインバリアシオンが、15年2着、14年1着、12年2着、とリピーターとして活躍するほか、18年チェスナットコート(7人気2着)、13年カポーティスター(9人気2着)が人気薄で連に絡む活躍を見せた。今年はサトノクロニクルポンデザールの2頭が出走予定。

 初出走のトーセンホマレボシ産駒はミッキースワローが上位人気と目される。父系祖父ディープインパクトの産駒が「0-0-2-9」と冴えない成績なだけに過信しづらいが、自身は同じコースで行われた一昨年の有馬記念でメンバー最速タイの上がりを計測している。

 同じく初出走となるディープブリランテ産駒のモズベッロもディープインパクトの孫世代。先述の通り血統面では素直に飛びつけないかもしれないが、日経新春杯からのローテーションは昨年の勝ち馬メイショウテッコンと同じ。また、同一の臨戦過程で17年シャケトラ、15年アドマイヤデウスも勝ち馬となっており、いずれも4歳馬という点でも強調できそうだ。

 ステイゴールド産駒は「1-1-0-13」。13年1着フェノーメノ、19年2着エタリオウ、どちらも1人気に支持されていた人気馬で、2・3人気は「0-0-0-6」、4人気以下は「0-0-0-7」と2人気以下の好走例がない点は少々気がかり。今年はエタリオウクレッシェンドラヴスティッフェリオマイネルカレッツァの4頭が出走予定。

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