【ダービー卿CT】昨年は豪州血統のワンツー決着/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年04月02日 19:45

ダービー卿CT 中山過去10年

 4月4日に中山競馬場で行われるダービー卿CT(4歳上・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる3回の馬券絡みがダイワメジャー。2回でハーツクライ、Encosta De Lago、ムタファーウエク、ディープインパクトが続く。また、昨年においてはFastnet Rockを父または母の父に持つ2頭の1・2着となっていたが、過去にもキャンベルジュニア、オセアニアボスが豪州産馬として活躍している。

 ディープインパクト産駒は「0-1-1-15」。昨年はプリモシーンが2着に好走していたが、その馬体重は498kgと牝馬にしては大柄なタイプ。16年3着サトノアラジンも534kgと雄大な馬格の持ち主であったことから馬体重も一つの指標にできそうだ。今年はカツジ、ケイアイノーテック、プリモシーンの3頭が出走予定。

 キングカメハメハ産駒は「0-1-0-8」。2着に好走したのは15年のクラリティシチー。上位人気に推されていた馬が少ないとはいえ、14年コディーノ(1人気5着)、10年フィフスペトル(2人気4着)など、あと一押しが足りていない。今年はクルーガー、レイエンダの2頭が出走予定。

 ハーツクライ産駒は「1-0-1-0」。16年にマジックタイムが牝馬として16年ぶりの勝ち馬となるほか、昨年はマイスタイルが7人気の低評価を覆す走りで3着(勝ち馬とはタイム差なし)と善戦している。今年はマイスタイルが2年連続での好走を目論む。

 ダイワメジャー産駒は「2-1-0-11」。17年ロジチャリス、14年カレンブラックヒルが勝ち馬となるほか、13年ダイワマッジョーレもクビ差2着の惜敗。過去10年、別馬で3頭以上の好走馬を出している唯一の種牡馬とあれば気に留めておきたい。今年はボンセルヴィーソが出走予定。

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