【東京スプリント予想】須田鷹雄がAIを活用して東京スプリントを大攻略!意外な高評価馬を発見!?

2020年04月07日 18:00

図:AIによる東京スプリント出走馬の解析チャート

 Alpha Impactとのコラボは東京大賞典以来。そのときは私もAIも◎オメガパフュームだったが、私はヒモ抜け。一方でAlpha Impactは○モジアナフレイバーで、▲ノンコノユメ。◎▲○という見事な予想だった。今回も南関勢にどのような評価をしてくるのか楽しみにしていた。

 頂いたチャートを見ると、コパノキッキングについてはやはりという印象。差はあるがその次にチャートが大きく見えるのは他の中央馬と、サブノジュニア、ブルドッグボスあたりだ。

 コパノキッキング以外の馬に共通するのは、なにかしら評価の低い項目が存在すること。年齢、ローテ、血統のいずれかが低い。

 ダートグレードは一度トップクラスになった馬が活躍を続けることが多いが、AIを参考にするなら高齢馬をもっと疑ってもいいのかもしれない。このあたりは人間の感覚と違うところだ。一方でヤマニンアンプリメの「ローテ」が低いあたりは休み明けと距離短縮が原因だと思うので、このあたりは人間の感覚に近いのかなと思う。

 血統の評価が馬によってかなり異なるのも面白い。地方競馬は中央に比べると予想ファクターとしての血統は存在感が薄いが、ここまで違いがあるのだとすれば、もっと気にするべきなのだろう。

 また、そもそも血統論というのはある程度統計とリンクしてはいるものの、どこか博物学的になりすぎている面もあると思う。人間の感覚だけでなく大量のデータをAIに提供して分析してもらう価値はあるだろう。

 さて、ではAIの意見を参考にした私の予想をまとめておきたい。◎はコパノキッキングで仕方ない。好走歴のあるコースでもあり、1着固定でいく。

 問題は相手のとり方だ。AIの評価を見て意外に高いなと思ったのがジャスティンとノボバカラ。来れば配当が大きいのは後者だが、さすがに近況が悪く1200mがベストというわけでもない。「人間」の感覚としては△にするのが精一杯だ。

 それよりは○ジャスティンのほうが評価しやすい。オープン特別を勝ったばかりだが、若さは魅力。前走以前より強くなっているとは期待しづらい6歳以上馬がけっこう人気になる今回だけに、4歳馬の若さを評価する手はある。このメンバー構成で1番枠なら楽に逃げられるし、コパノキッキングが早めにこなければ2着、こられても3着は可能だ。

 ◎を1着固定、○が2着か3着という3連単でいく。AIの印や買い目もこれに近いのか、それともさらに奥があって別な結論になるのか、それも楽しみだ。

◎コパノキッキング
○ジャスティン
▲ヤマニンアンプリメ
☆サブノジュニア
△ノボバカラ
△ブルドッグボス
△キャンドルグラス

3連単
◎→○←→▲☆△△△
各1000円

(文=須田鷹雄)

※AIの最終予想は下記にて本日21時公開予定


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