現地時間11日、オーストラリアのランドウィック競馬場で行われたクイーンエリザベスS(3歳上・GI・芝2000m・1着賞金116万豪ドル)は、好位でレースを進めたT.マーカンド騎手騎乗の2番人気アデイブ(セ6、英・W.ハガス厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の4番人気ベリーエレガント(牝4、豪・C.ウォーラー厩舎)に2.8馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分6秒92(不良)。

　1番人気ダノンプレミアム(牡5、栗東・中内田充正厩舎)は中団追走から、大外を回って直線で一旦は2番手に躍り出るも、ゴール前でベリーエレガントに捕まり3.2馬身差の3着となった。なお、3番人気テアカウシャーク(セ5、新・J.リチャーズ厩舎)は5着に終わった。

　勝ったアデイブは、父Pivotal、母Bush Cat、その父Kingmamboという血統。ランヴェットS(豪GI)に続く、GI・2連勝を飾った。

※人気は日本発売のオッズを元に表記しています。
※着差は全て1着馬からのものです。