ラジオNIKKEI賞に出走予定のビーオンザカバー(撮影:下野雄規)
前走の勝ちっぷりが鮮やかだったビーオンザカバーの勢いを支持。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/29(日) ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・福島芝1800m)
距離が長かった2走前の水仙賞以外は安定した成績を収めているビーオンザカバー(牡3、美浦・伊藤圭三厩舎)。前走はスムーズに折り合って正攻法の競馬で上がりも最速。走破時計も優秀だった。3走前が3着だったが、そのときの勝ち馬ゴーソーファーはその後、フラワーCで3着、2着馬アロヒアリイはその後、弥生賞で3着だったように高レベルだったと言っていい。レースぶりから福島の芝1800mは打って付けの舞台になりそうだ。鞍上は田辺裕信騎手。
トレサフィール(牡3、美浦・稲垣幸雄厩舎)は3走前から逃げに転じて安定感抜群の成績。特に前走は後続を寄せ付けない圧勝劇だった。あの競馬なら開幕週の福島は好材料で3連勝も可能だ。鞍上は横山典弘騎手。
その他、スプリングS2着のフクノブルーレイク(牡3、美浦・竹内正洋厩舎)、母系は良血のレーヴブリリアント(牡3、美浦・田中博康厩舎)、初勝利の舞台に戻るエーオーキング(牡3、美浦・久保田貴士厩舎)、器用さがあるセンツブラッド(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)、タイプ的に小回りの福島が吉と出そうなショウナンマクベス(牡3、美浦・武市康男厩舎)などが夏の福島開幕週で鎬を削る。発走は15時45分。