【アンタレスS血統データ分析】ダート転向が奏功した馬たちに注目が集まる

2020年04月17日 10:10

アンタレスS 血統データ

 19日に阪神競馬場で行われるアンタレスS(4歳上・GIII・ダート1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場に移設された2012年以降をデータの集計対象とした。

 過去8年で最多となる4回の馬券絡みがキングカメハメハとゼンノロブロイ。3回でカネヒキリが続き、2回がアグネスデジタル、ホワイトマズルとなっている。

 ディープスカイ産駒は「1-0-0-0」。17年の勝ち馬モルトベーネが唯一の出走例。今年はクリンチャーが上位人気と目されるが、ダート路線に転向後は2戦続けてトップハンデながらも接戦を演じている(同産駒のコース成績は「9-1-7-94」勝率8.1%・複勝率15.3%)。

 初出走のタートルボウル産駒はベストタッチダウンに注目が集まる。With ApprovalやTouch Goldを出した牝系で、ダートに転じてからの躍進ぶりには目を見張るものがある。試金石の一戦となる昇級戦でも楽しみな存在(同産駒のコース成績は「8-4-7-45」勝率12.5%・複勝率29.7%)。

 同じく初出走となるハーツクライ産駒はロードゴラッソが出走予定。19年シリウスSの勝ち馬で、阪神競馬場は芝・ダート問わずに3戦3勝と底を見せていない(同産駒のコース成績は「26-31-33-258」勝率7.5%・複勝率25.9%)。

 アイルハヴアナザー産駒は「1-0-0-0」。昨年、アナザートゥルースが産駒として初出走・初勝利を収めている。今年はアナザートゥルースが連覇を目論むほか、メイショウワザシも出走予定(同産駒のコース成績は「9-10-8-69」勝率9.4%・複勝率28.1%)。

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