馬体重で『ケシウマ』に引っかかったレッドルレーヴだが、オークスを制した名牝の血を受け継いでいるだけに決して侮れない(撮影:下野雄規)
久しぶりの東京開催が始まった今週の中央競馬。日曜日の注目レースは、オークストライアル・フローラS(GII)です。上位2頭に与えられる優先出走権をかけ、若き牝馬たちが集いました。
フローラSはGIIのなかでも難しい一戦です。過去10回で3連単が「100万馬券」になったことは2度あり、昨年は1番人気のセラピアが大敗した一方で、9番人気ジョディーが3着に入った波乱レースとなりました。
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【条件1】
前走OP以上で2番人気以下のうち、前走馬体重が450kg以下[0-0-0-31] 複勝率0%
該当馬:アカノニジュウイチ、キングスタイル、ショウナンハレルヤ、セイウンヴィーナス、テイエムフローラ、レッドルレーヴ
瞬発力勝負になるケースが少なくないフローラSにおいて、馬格が求められるのは意外だが、これは例年、多頭数になることが遠因にあると見る。つまり、少なからず揉まれるために、馬格のない馬はメンタル面でやられてしまう可能性があるということ。
(過去の主な該当馬:11年ダンスファンタジア1人気13着、18年サラキア2人気4着、11年マイネイサベル2人気5着)
上位人気が濃厚なレッドルレーヴが該当しました。ダイナカール、エアグルーヴというオークスを制した名牝の血を引く1頭ですが、多頭数になることが少なくないフローラSでは、本馬のように体重が軽い馬は分が悪いと考えられそうです。
過去19回を参照した「スペシャルデータ」を含む、残りの6つの条件は、『パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬はいったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。