【大井・羽田盃予想】南関東の牡馬クラシック開幕戦は人気分散で波乱ムード!? 前哨戦を伝説の場立ちが徹底分析!/地方競馬レース展望

2020年04月29日 12:03

昨年の全日本2歳優駿を制したヴァケーションだが、京浜盃では5着に敗れており、ここまで大井では勝ち鞍がないのが気がかり(撮影:高橋正和)

 無念の無観客競馬が続いているが、我々、予想士は場立ちの現場に立てなくても、やることはたったひとつしかない。ステイホームで自粛されている皆さんに的中馬券を多く届けることだ。今年の羽田盃は残念ながら頭数は揃わなかったが、メンバーレベルはなかなかであるし、点数を絞って的中させられるレースだろう。

 前哨戦の京浜盃は差し馬が上位も、ペースが速かった訳ではない。1、2着した2頭の優劣は難しいが、コバルトウィングが1コーナー、2コーナーで外を回すロスが響いたのは確か。とはいえ、抑えきったブラヴールの差し脚はコバルトを明らかに上回っていたのも事実。やはり、この2頭が強いか。

 他に人気が予想される全日本2歳優駿の覇者ヴァケーション。マンガン相手に、平和賞で0秒5差しか付けられなかったのは不満も残る。まして前走の京浜盃で5着なら明らかに見劣るだろう。

 そのマンガンに、ニューイヤーCで大差勝利経験のあるグリーンロード。ただ、こちらも前走クラウンCで叩き台とはいえ、マンガンに逆転を許してしまっている。地力という面では、京浜盃の2頭に見劣るか。あとは、前が残りやすい馬場状態が結果を左右しそうでギリギリまで検討したい。
(文=吉冨隆安)

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