【新潟大賞典 血統データ分析】リピーターが多く、個々の適性も吟味したい

2020年05月07日 09:13

新潟大賞典 種牡馬データ

 10日に新潟競馬場で行われる新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みがディープインパクト。3回でキングカメハメハが続き、2回がタニノギムレット、シンボリクリスエス、ステイゴールド、マンハッタンカフェ、ハーツクライ、アドマイヤベガとなっている。

 ディープインパクト産駒は「3-0-1-15」。13年・16年とパッションダンスが2勝を挙げるほか、15年の勝ち馬ダコールは13年にも3着の実績があり、3着以内に好走した馬は実質2頭に限られる。今年は上位人気と目されるギベオンほか、カツジドゥオーモプレシャスブルーブレステイキング(除外対象)が特別登録。

 キングカメハメハ産駒は「2-0-1-7」。18年スズカデヴィアス、12年ヒットザターゲット、と2頭の勝ち馬を出す一方で、15年には1・2人気に支持されたデウスウルトマテンロウボスが揃って二桁着順に敗れるなど、安易に評価できない難しさもある。今年は7ヶ月ぶりの復帰戦として注目を集めるエアウィンザーほか、ダイワキャグニーブラヴァスが出走予定。

 タニノギムレット産駒は「1-1-0-6」。11年の勝ち馬セイクリッドバレーは、10年2着の好走実績も持つ。今年、出走を予定しているブラックスピネルは昨年の5着馬で、昨年は同コースで行われた新潟記念でも4着と善戦。今回は去勢明け初戦として迎える点にも注目したい。

 初出走となるロードカナロア産駒からは、ケイデンスコールレッドガランの2頭が出走予定。昨年はルーラーシップ産駒のメールドグラースが勝利しており、同じキングカメハメハの孫世代としても動向を注視したい(同産駒のコース成績は「0-1-0-3」勝率0.0%・複勝率25.0%)。

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