【海外競馬】G1・8勝ビューティージェネレーション、来季も現役続行へ D.ヘイズ厩舎に転厩

2020年05月09日 14:40

来季も香港で現役を続行するビューティージェネレーション(写真は18年香港マイル優勝時、撮影:高橋正和)

 去就に注目が集まっていたビューティージェネレーション(セ7、香・J.ムーア厩舎)が来季も現役を続行することが分かった。英紙『Racing Post』や豪メディア『Racing.com』などが報じている。

 香港ジョッキークラブでは、調教師の定年が70歳と定められている。今季限りで勇退となるJ.ムーア調教師は豪メディア『The Dailytelegraph』のインタビューにおいて、来季以降は母国・豪州で調教師を続ける意向を語っており、管理するビューティージェネレーションについても豪州移籍が取りざたされていた。

 しかし、現在B.ヘイズ調教師、T.デイバーニッグ調教師との共同名義で豪州に厩舎を構えているD.ヘイズ調教師が来季は香港に移籍。ビューティージェネレーションはJ.ムーア厩舎からD.ヘイズ厩舎に転厩し、来季も香港で現役を続行する運びとなった。

 ビューティージェネレーションは父Road to Rock、母Stylish Bel、その父Bel Espritという血統。

 豪・A.カミングス厩舎からデビュー。ローズヒルギニー(G1)2着や高額賞金レースで知られるザ・BMW(G1)4着などを経て、香港のJ.ムーア厩舎に移籍。

 17年香港マイルで初G1制覇を飾ると、17/18シーズンはG1を3勝し年度代表馬に選出。18/19シーズンは前年に続いて香港マイル、クイーンズシルヴァーJC(G1)連覇を含む8戦無敗の成績を残し、2年連続の年度代表馬に選出された。

 19/20シーズンは惜敗が続いていたが、今年2月のクイーンズシルヴァーJCを制し3連覇を達成した。香港での成績は31戦18勝(うちG1・8勝)。

※馬齢は現地表記に準ずる。

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