21日、大井競馬場で行われたゆりかもめオープン(4歳上・OP・ダ1400m・1着賞金610万円)は、好スタートから先手を取った西啓太騎手騎乗の8番人気クルセイズスピリツ(牡5、大井・荒井朋弘厩舎)が直線でも先頭を譲らず、最後は2着の6番人気トキノパイレーツ(牡5、川崎・八木正喜厩舎)に1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分27秒0(不良)。

　1馬身差の3着には5番人気エポック(牡7、大井・藤田輝信厩舎)が入った。1番人気ストロングハート(牝5、川崎・内田勝義厩舎)は8着、2番人気ブルミラコロ(牡8、大井・堀千亜樹厩舎)は6着、3番人気マッチレスヒーロー(牡9、大井・橋本和馬厩舎)は5着となった。

　勝ったクルセイズスピリツは父サウスヴィグラス、母クルセイズ、その父バブルガムフェローという血統。2018年の優駿スプリント優勝馬で、近3走で2桁着順と不本意な結果が続いていたが、粘り強い走りで11ヶ月ぶりの勝利を挙げた。通算成績はこれで37戦10勝。