25日、東京競馬場で行われたジャパンCダート(3歳上、GI・ダート2100m)は、後藤浩輝騎手騎乗の7番人気
アロンダイト(牡3、栗東・石坂正厩舎)が、中団から直線内を抜け出すと、1番人気シーキングザダイヤとの叩き合いを制し、1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分08秒5(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に8番人気
フィールドルージュが入り、2番人気
ブルーコンコルドは9着に終わった。
勝った
アロンダイトは父エルコンドルパサー、母キャサリーンパー(その父Riverman)という血統。昨年の10月にデビューし、芝でいずれも大敗していたが、5月に約6か月半ぶりの3歳未勝利(新潟・ダート1800m)で3着に入ると、続く3歳未勝利(東京・ダート2100m)で2着に8馬身差をつける圧勝で初勝利。その後、3歳上500万下(京都・ダート1800m)、新潟の魚沼特別(1000万下・ダート1800m)、東京の銀嶺S(1600万下・ダート2100m)も勝ち、4連勝中でここに臨んでいた。通算成績8戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の後藤浩輝騎手は今年の府中牝馬S(GIII、
デアリングハート)以来のJRA重賞36勝目。GIは04年朝日杯フューチュリティS(
マイネルレコルト)以来の3勝目。管理する石坂正調教師は、今年のファンタジーS(GIII、
アストンマーチャン)以来のJRA重賞12勝目、GIは00年スプリンターズS(ダイタクヤマト)以来の2勝目となった。