現地時間1日、フランスのドーヴィル競馬場でG1プール・デッセ・デ・プーラン(仏2000ギニー、3歳・芝直線1600m・9頭立て)が行われた。
一団となった馬群の最後方から進んだ1番人気ヴィクタールドラム(牡3、M.バルザローナ騎手)が外ラチ沿いから末脚を伸ばし、2番手から進んだ4番人気タイのザサミット(牡3、O.ペリエ騎手)に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒14(稍重)。
ザサミットからクビ差の3着には、ヴィクタールドラムと連れて末脚を伸ばした、4番人気タイのアルソン(牡3、V.シュミノー騎手)が入った。2番人気エクリヴァイン(牡3、M.ギュイヨン騎手)は最下位9着に敗れた。
ヴィクタールドラムは父Shamardal、母Antiquities、その父Kaldouneveesという血統。
2歳時はデビューから3連勝でジャンリュックラガルデール賞(仏G1)を制覇。今年初戦のフォンテーヌブロー賞(仏G3)ではザサミットの3着に敗れたが、クラシック本番できっちりと巻き返した。
管理するA.ファーブル調教師は、仏2000ギニーは昨年のペルシアンキングに続く連覇で、通算8勝目。