【大井・東京ダービー】勝利したエメリミット鞍上・山口達弥騎手「伸びると思っていた」、8着モンゲートラオの的場文男騎手「ズルさを出した」

2020年06月04日 07:00

エメリミットと山口達弥騎手のコンビが東京ダービーを制覇(撮影:高橋正和)

 3日、大井競馬場で行われた第66回東京ダービー(3歳・重賞・ダ2000m・1着賞金4200万円)は、好位でレースを進めた山口達弥騎手騎乗の9番人気エメリミット(牡3、船橋・林正人厩舎)が、直線で外目に出されて脚を伸ばし、後方から迫った5番人気マンガン(牡3、川崎・田島寿一厩舎)との競り合いを制して、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分6秒9(良)。

1着・エメリミット・山口達弥騎手
「出たなりで前にと思っていた。最後は差されそうだったが、道中は自分のペースでリラックスして走れていたので伸びると思っていた。ここが、自分にとって初重賞制覇となったのは、たまたま。まだ、ダービージョッキーになったという実感は、まだないですね」

1着・エメリミット・林正人調教師
「ダービーは毎年出したいと思っても、なかなか出せないこともあるレース。それを、2度勝てたのはうれしい。直線は早くゴールがこないかなと思いましたね。次走は馬の状態を見て、オーナーとします」

2着・マンガン・町田直希騎手
「最後は併せる形になったけど、勝ち馬とは地力の差があったようで、一度も前へ出られなかった。それでも力は出し切れたと思う」

3着・ティーズダンク・笹川翼騎手
「うまく展開が向いて、内から伸びかけたけど、最後はジリっぽくなった。1、2着馬とは切れ味の差。それでも上手に競馬をしてくれた」

4着・ブリッグオドーン・水野翔騎手
「パドックから返し馬まで、ずっと気の悪さを出していたのが影響したと思う」

5着・ゴールドホイヤー・山崎誠士騎手
「馬体に余裕があったためか、スタートから終始もたついていて、反応も鈍かった。羽田盃とは走りが違った」

8着・モンゲートラオ・的場文男騎手
「最後のダービーだと思って臨んだが、初めて乗った前回では気がつかなかったズルさを出した。ダービーは勝てないようになっているのかなあ」

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