【エプソムC 血統データ分析】異彩を放つディープインパクト

2020年06月11日 14:25

エプソムC 種牡馬データ

 14日に東京競馬場で行われるエプソムC(3歳上・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる9回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のダンスインザダークが続き、2回がキングカメハメハ、ステイゴールドとなっている。

 ディープインパクト産駒は「4-3-2-16」。他の追随を許さぬ活躍ぶりで、昨年もサラキアが7人気2着と好走。15年には後にGI馬となるエイシンヒカリとサトノアラジンがクビ差の接戦を演じるほか、同産駒として出走した5頭のうち4頭が掲示板に挙がっていた。今年はギベオン、サトノアーサー、サトノガーネット、サラキア(除外対象)、ブレステイキング(除外対象)の5頭が特別登録。

 キングカメハメハ産駒は「1-1-0-5」。昨年、レイエンダが待望の初勝利を飾っていたが、同馬は近親にディープインパクトがいる血統でもあった。ほかでは11年にエーブチェアマンが6人気2着と好走する一方で、18年ダイワキャグニーは1人気14着と大敗しており、人気自体はあまり当てにならないようだ。今年はダイワキャグニー、レイエンダ、レッドヴェイロン(除外対象)、ロシュフォール(除外対象)の4頭が特別登録。

 ステイゴールド産駒は「0-0-2-11」。昨年は1人気に支持されたソーグリッタリングが3着、12人気のショウナンバッハが4着。直近10年においては勝ち負けに加われていないものの、08年にはサンライズマックスが勝利している実績を持つ。今年はソーグリッタリング、マイネルファンロンの2頭が出走予定。

 初出走となるストーミングホーム産駒からはアイスストームが上位人気と目される。いとこにオーダーオブセントジョージやミッドサマーフェアがいる血統馬で、東京芝1800mでは「2-0-1-0」と未だ底を見せていない(同産駒のコース成績は「2-0-2-31」勝率5.7%・複勝率11.4%)。

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