産駒2頭が新馬勝ちを果たしたグロリアスノア(ユーザー提供:あやみつさん)
12日、川崎競馬場2Rで行われたスパーキングデビュー新馬(2歳・ダ900m・5頭立て)は、逃げた単勝1.1倍の断然人気アタンドラヴニール(牡2、川崎・内田勝義厩舎)を見るかたちでレースを進めた3番人気デルソーレ(牡2、川崎・加藤誠一厩舎)が、アタンドラヴニールとの追い比べを制し、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは55秒7(稍重)。
デルソーレは父グロリアスノア、母ルーチェデルソーレ、その父メイショウボーラーという血統。
現2歳世代のグロリアスノア産駒は2頭のみだが、そのもう1頭グロリアスルカ(牡2、北海道・田中淳司厩舎)も10日に門別競馬場で行われた新馬戦を制しており、3日の間で2頭ともが勝ち上がりとなった。
グロリアスノアは父プリサイスエンド、母ラヴロバリー、その父ジェイドロバリーという血統。
現役時代は2010年の根岸S、武蔵野Sとダート重賞を2勝。根岸Sは鞍上の小林慎一郎騎手とともに、人馬とも重賞初制覇となった。また同年のジャパンCダートでもトランセンドの2着という実績を残している。