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【エプソムC】ダイワキャグニー悲願成就 天国のダイワ大城オーナーへささぐ重賞初V

2020年06月15日 06:06

 2番手から抜け出したダイワキャグニー(右)=撮影・園田高夫

 「エプソムC・G3」(14日、東京)

 天国のオーナーへささげるVだ。9番人気のダイワキャグニーが2番手から直線力強く抜け出し、13度目のチャレンジで悲願の重賞タイトルを手にした。現役屈指の府中巧者が、“自分の庭”で悲願成就。見事にエスコートした内田博も今年の重賞初制覇で、16年連続のJRA重賞Vを決めた。2着に5番人気のソーグリッタリング、3着に18番人気のトーラスジェミニが入り、3連単は421万超えの大波乱となった。

 ついに“オープン大将”返上だ-。得意の東京を舞台に、ダイワキャグニーが輝きを放った。13度目の挑戦で悲願のタイトル奪取。天国のオーナーへ、最高の報告がかなった。

 大外から気合をつけてトーラスジェミニが主導権。これを見てスッと番手に控えた。前日からの雨でぬかるんだ馬場に、ライバル勢が後方で苦しむ中、抜群の手応えで直線を迎えた。ラスト200メートル手前で逃げ馬をかわすと、鞍上がこん身の左ステッキ連打でパートナーを鼓舞。最後は2着馬の追い上げを1馬身半差で封じ込んだ。

 6歳にしてようやくつかんだ重賞タイトルだ。「きょうは毛ヅヤも雰囲気も良かった。ここ数戦カリカリしていたので、イレ込むかと思っていたけど、それもなかったね」と内田博。全8勝を東京コースで上げる現役屈指の府中巧者。これまでオープン特別で5勝もしていながら、肝心のタイトルには手が届いていなかった。

 この日のパドックで、同馬の大城敬三オーナーの訃報を聞いた。ダイワメジャー、ダイワスカーレットをはじめ数多くの名馬をターフに送り出した大オーナーは先日、96歳の天寿を全うした。自身にとっても今年の重賞初制覇に、「オーナーが後押ししてくれたかもしれないね」と天を見上げた。

 デビュー2連勝で将来を期待されながら、体質の弱さなどで出世が遅れた。「6歳でもまだまだやれる。なかなかコンスタントには走れないかもしれないけど、G3なら勝ててもおかしくない馬だからね」と主戦は胸を張った。

 今後は未定だが、秋には天皇賞(11月1日)、ジャパンC(11月29日)と東京コースでの大舞台が控える。「これから力をつけて、さらにタイトルを積み上げてもらいたい」。ともに悔し涙を流し続けてきたパートナーの晴れ姿に、期待を込めてエールを送った。

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