英国王室主催ロイヤルアスコット開幕

2020年06月15日 11:30

 英国王室主催のロイヤルアスコットが、明日16日(火曜日)に開幕する。

 一般ファンが入場出来ないだけでなく、残念ながら王族の皆様の来場も今年はない。王族がおられぬゆえ、入場する出走馬関係者も正装(男性ならばテールスーツにトールハット、女性ならばドレスにお帽子)を求められないことになった。

 明日の開幕カードには、G1クイーンアンS(芝8F)、G1キングズスタンドS(芝5F)という2つのG1を含む5重賞が組まれている。

 G1クイーンアンSは、3歳だった昨季、G1セントジェームズパレスS(芝7F213y)、G1ムーランドロンシャン賞(芝1600m)という2つのマイルG1を制したサーカスマキシマス(牡4、父ガリレオ)が中心。

 G1キングズスタンドS(芝5F)は、昨季のG1ナンソープS(芝5F)を3.3/4馬身差で快勝した際にレイティング126を獲得し、世界ランキング短距離部門で首位となったバターシュ(セン6、父ダークエンジェル)が、圧倒的人気を集めている。

 7月4日にエプソムで行われるG1英オークス(芝12F6y)、G1英ダービー(芝12F6y)への重要なプレップになると見られているのが、3歳牝馬のG2リブルスデイルS(芝11F211y)と3歳牡馬・セン馬のG2キングエドワード7世S(芝11F211y)だ。G2リブルスデイルSに登場するフランクリーダーリング(牝3、父フランケル)、G2キングエドワード7世Sに登場するモーグル(牡3、父ガリレオ)といった、オークス・ダービーの前売りで上位人気に推されている馬たちのレース振りに注目が集まっている。

(文:合田直弘)

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