サマースプリントの開幕戦、函館スプリントSは1番人気が8連敗中と苦戦しています。しかも今年は、前2年とも馬券になっている京王杯SC組も、近年の活躍が目立つ3歳馬も不在というメンバー構成。例年とは異なり、高松宮記念組の台頭なるのか、あるいはもっとも若い4歳馬が躍進するのか。人気薄の高齢馬の激走の可能性も含め、例年以上に一筋縄ではいかないでしょう。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。今回は、函館スプリントSの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走17頭立て以上や当日11頭立て以下を除く、牝馬(ただし、前走馬体重500キロ以上馬を除く)[0-0-0-15] 複勝率0%
該当馬:アリンナ、エイティーンガール、ジョーマンデリン、マリアズハート、メイショウショウブ
牝馬の好走確率が決して悪いわけではないが、じつは勝ち負けできたのは17頭立て以上の多頭数戦からの臨戦馬に偏っている。11頭立て以下の少頭数だった場合や、前走の馬体重が500キロ以上の大型馬を除くと、小回りで馬群ひしめくスプリント戦だけに、牝馬は牡馬の圧に耐えられないリスクが高まるようだ。
(過去の主な該当馬:18年ワンスインナムーン2人気8着、17年ブランボヌール5人気9着)
過去10年では、牡馬6勝に対してやや劣勢の4勝の牝馬ですが、勝率や連対率では少し牝馬が上回っています。ただし、最も広いAコースでもフルゲートが16頭立てというコンパクトな函館競馬場。
季節という追い風のある夏の牝馬ですが、牡馬に比べ、揉まれ弱さが露呈してしまう不安もありそうです。そしてフルゲートが埋まった今年、牝馬の前走や馬格には細心の注意が必要でしょう。
さらに、残りの4つの条件は、『パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬はいったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。