現地時間20日、イギリスのアスコット競馬場でG1・コロネーションS(3歳牝・芝1590m・7頭立て)が行われた。
道中馬群の内を進んだ3番人気アルパインスター(牝3、L.デットーリ騎手)が直線で内ラチ沿いから抜け出し、外から追い込んだ2番人気の米国馬シェアリング(牝3、O.マーフィー騎手)に4.1/4馬身差をつけての圧勝を収めた。勝ちタイムは1分42秒21(稍重)。
前走1000ギニー(英G1)1番人気3着で、ここも1番人気に支持されたクアドリラテラル(牝3、J.ワトソン騎手)は、シェアリングから1.3/4馬身差の3着だった。
アルパインスターは父Sea The Moon、母Alpha Lupi、その父Rahy。半姉にG1・4勝馬アルファセントーリがいる血統で、コロネーションSは姉妹制覇。アイルランドのJ.ハリントン厩舎の管理馬。
デビュー2戦目からの3連勝、G1初出走での戴冠となった。重賞は前走のデビュタントS(愛G2)に続く2勝目。