99年の欧州年度代表馬に輝いたデイラミ Daylami(牡12)が、愛・ギルタウンスタッドから、南アフリカ・サラブレッド生産者協会の会長であるアルタス・ジュベール氏が所有する南アフリカ・Riethuiskrael Studに輸出されることがわかった。
デイラミは父Doyoun、母Daltawa(その父Miswaki)という血統の愛国産馬。半弟にDalakhani(凱旋門賞-仏G1、仏ダービー-仏G1)がいる。現役時代は97年仏2000ギニー(仏G1・芝1600m)、99年キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1・芝12f)、99年BCターフ(米G1・芝12f)など欧米各国の幅広い距離で活躍し、通算成績21戦11勝(G1・7勝)の成績を残した。
種牡馬入り後は、初年度産駒から愛ダービー(愛G1)を勝ったグレイスワロー Grey Swallowを輩出している。欧州の年度代表馬級の名馬が南アフリカに送られるのは極めてまれなケース。