JRAは1日、04年ジャパンCダートなどGI・5勝を挙げた{horse=1998101683:タイムパラドックス}(牡8、栗東・松田博資厩舎)について、2日付で競走馬登録を抹消、引退することを発表した。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする予定。
タイムパラドックスは父ブライアンズタイム、母ジョリーザザ(その父Alzao)という血統。従兄に96年天皇賞・春(GI)、有馬記念(GI)を制したサクラローレルがいる。04年平安S(GIII)で重賞初勝利を挙げると、同年のジャパンCダート(GI)でGI初制覇。その後も中央・地方のダートGI戦線で活躍し、昨年は川崎記念、帝王賞、JBCクラシックと交流GIを3勝。前走、1年ぶりの勝利をJBCクラシック連覇で飾り、11月25日のジャパンCダートに向けて調整が行われていたが、11月23日の調教後に右第4中手骨々折が判明。同レースへの出走を回避していた。通算成績50戦16勝(うち地方18戦6勝、GI・5勝、重賞9勝)。