【宝塚記念予想】 サマーグランプリを制するための“3つのポイント”! 時計のかかる馬場だからこそ狙いたい穴馬の条件とは?/JRAレース展望

2020年06月26日 20:33

nige氏の示唆した条件に該当したグローリーヴェイズ。昨年の香港ヴァーズを制しており、馬場適性に不安はなさそうだ(撮影:高橋正和)

 6月28日に阪神競馬場で上半期の総決算、宝塚記念(GI)が行われます。このレースは、梅雨時期の開催の進んだ重い馬場の阪神コースで行われて、ペースが流れる内回りの条件なので上がりがかかることが特徴です。

 過去5年でスローペースだった15年を除けば、最速上がりは35.2-36.1秒。ほぼ同じ距離で行われる天皇賞(秋)は、過去5年で不良馬場だった17年を除けば、最速上がりは33.4-33.7秒。軽い馬場で広いコースの東京(天皇賞・秋)と重い馬場で内回りの阪神(宝塚記念)では、求められる適性がまったく違います。この重い馬場への適性が生きる条件が、他のGIで必要とされにくいことから、このレースで初GI制覇する馬が多い原因にもなっています。

 近年の上位馬から見えてくる傾向は、「海外GI好走馬(日本より時計のかかる馬場の実績)」、「有馬記念好走馬(重い馬場で上がりがかかる条件の実績)」、「雨の影響で時計のかかっていたGIIの勝ち馬(GIに近い格付けの重い馬場実績)」です。

 重い馬場に適性のある馬で、この3点に該当する馬には注目しておいたほうがいいでしょう。今年も香港ヴァーズの上位2頭(グローリーヴェイズ、ラッキーライラック)、2年前の有馬記念勝ち馬(ブラストワンピース)、前年有馬記念2着馬(サートゥルナーリア)など複数の馬が該当。

 そのなかで、穴として面白いと考えているのがモズベッロ。過去、ミッキーロケットが該当したパターンで、GI未勝利でなおかつ雨の影響で時計のかかっていたGIIを勝利しています。かなり時計のかかる馬場だった日経新春杯を勝っていますし、前走の天皇賞(春)は距離が敗因。今回の条件替わりでは、巻き返しが楽しみな1頭です。

 傾向の3点に該当する馬に注目して、そのなかで宝塚記念に合う適性の馬を狙うことを考えています。ウマい馬券の最終結論に注目してください。
(文=nige)

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