2年連続で米最優秀短距離馬に輝いたロイエイチ(2017年BCスプリント勝利時、ユーザー提供:バルカンさん)
米国でG1を4勝したロイエイチ(セ8、米・P.ミラー厩舎)が現役を引退したことがわかった。米競馬メディア『BLOOD HORSE』などが現地時間26日に報じた。
ロイエイチは父More Than Ready、母Elusive Diva、その父Elusive Qualityという血統。
2017年のサンタアニタスプリントチャンピオンシップS(米G1)で初G1制覇。続いて同年のBCスプリント(米G1)を制し、2017年エクリプス賞最優秀短距離馬に選出。翌18年にもBCスプリントを制し、2年連続でエクリプス賞最優秀短距離馬に選出された。
また、2018年のドバイゴールデンシャヒーン(首G1)では日本のマテラスカイとも対戦し、先着(3着)。昨年も1月のパロスヴェルデスS(米G2)を制し、ドバイGSに出走予定だったが、脚部不安のため出走取消。
その後BCスプリント3連覇に向けて復帰を目指していたが、状態が戻らず休養していた。通算成績は23戦10勝。