3日、金沢競馬場で行われたヤングチャンピオン(2歳、ダート1700m、1着賞金180万円)は、桑野等騎手騎乗の4番人気マツノショウマ(牡2、金沢・小原典夫厩舎)が好位の外目から3角で先頭に立つと、直線で差を詰めた圧倒的1番人気(単勝1.5倍)フアンノネガイを1馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分54秒0(不良)。さらにクビ差の3着には6番人気メジャーフォルテが入った。
勝ったマツノショウマは、父アドマイヤボス、母シルキーハート(その父ビワハヤヒデ)という血統。伯父に90年朝日杯3歳S(GI)を制したリンドシェーバー、従兄に05年スパーキングサマーC(南関東G3)の勝ち馬マクロプロトンがいる。今年7月のデビュー以来、7戦してすべて掲示板に載る安定した走りを続けており、今回3勝目を重賞初勝利で飾った。通算成績8戦3勝(重賞1勝)。