12日、福島競馬場3Rで行われた未勝利戦(2歳・ダ1150m・16頭)は、ハナを切った田辺裕信騎手騎乗の2番人気ニシノミズカゼ(牝2、美浦・伊藤圭三厩舎)が直線でさらに後続を突き放し、中団から末脚を伸ばした6番人気ニシノライトニング(牡2、美浦・根本康広厩舎)に5馬身差をつけて優勝した。
ニシノライトニングから1/2馬身差の3着には、2番手を進んだ9番人気スペクタクル(牡2、美浦・武藤善則厩舎)が入った。1番人気ベネフィサンス(牝2、美浦・黒岩陽一厩舎)は5着だった。
勝ちタイムは1分7秒4(不良)の2歳レコード。ジャガーバローズが記録した従来のレコードを1秒1、7年8ヶ月ぶりに更新した。
ニシノミズカゼは父アジアエクスプレス、母フィールドメジャー、その父ダイワメジャーという血統。通算成績は2戦1勝。
函館1R(2歳未勝利・ダ1000m)のスイートアリエス(牝2、美浦・青木孝文厩舎)でJRA初勝利をあげたアジアエクスプレス産駒は、出走機会連勝となった。